国際・外国語

長野高校の魅力として欠かせないのは、その“国際色の豊かさ”です。
国際文化科設置校として様々な取り組みに力を入れており、その恩恵は、国際文化課・普通科問わず、すべての生徒に及びます。

国際交流

国際文化科がある長野高校には、海外からのお客様が多く訪れます。オーストラリアと韓国の姉妹校との交流はもちろん、その他の様々な国からも、交流の依頼があります。様々な文化の違いを身近に感じ、日本にいながら、世界へ目を向けることのできる素晴らしい機会に恵まれています。

51期 Kさん

アメリカの学校との交流をしました!はじめは不安だったけど、一言でも通じるだけで英語力に自信がついたし、今でもInstagramでDMのやり取りをしています!

海外の姉妹校との連携

本校には、オーストラリアと韓国に姉妹校があり、毎年どちらの学校とも交流をしています。交流は、オーストラリア・韓国へ訪問する年と、訪問していただく年が隔年であるため、高校在籍中に必ず校内での交流のチャンスがあります。

本校で交流会が実施されるときは、全生徒対象にバディを募集し、バディとなった生徒は、お出迎えから見送りまで、一生懸命おもてなしをします。英語力に自信のない生徒も、韓国語がほとんど話せない生徒も、交流が終わると最高の笑顔で「楽しかった!」と話します。できないことを不安に思って行動できなかった生徒たちが、行動を起こして、自信をつけていく様子や、表情が変わっていく様子に、いつも勇気をもらいます。 また、オーストラリア・韓国への訪問も、科を問わず、全生徒対象に案内をしています。訪問先ではとても暖かい歓迎を受け、帰る頃には涙で別れをしのぶ場面も。海外へ行くのは初めて、という生徒がほとんどですが、姉妹校のあたたかいおもてなしのおかげで、緊張もほぐれ、少しずつ自信をつけていく様子が見られます。

50期 Oさん

韓国の姉妹校へ訪問!とにかく経験したこと全てが新鮮で楽しかったです!初海外が韓国で良かった!

51期 Tさん

オーストラリアの姉妹校へ訪問!ホームステイで様々な体験ができて、すごく良い経験でした!みんな優しくて楽しかったです!

帰国生・留学生の受け入れ

本校では、帰国生・留学生の受け入れをしており、海外にルーツをもつ生徒と共に同じ教室で学ぶことができます。
留学生は、短期から長期まで、期間は様々ですが、これまで、アメリカ・ドイツ・韓国など、様々な国から受け入れをしてきました。部活動も希望があれば入部できるため、多くの生徒が留学生との交流を楽しんでいます。

51期 Iさん

僕はハワイからの帰国生として長野高校に入学しました。長高の生徒も、一緒に部活をしているバレー部の仲間も、みんな最高です!アルバイトよりも絶対、部活が高校1番の思い出になると思っています!

50期 Yさん

ドイツからの留学生とクラスメイトになりました!ドイツのことを教えてもらったり、休日に一緒に遊んで楽しかったです!

国際理解行事

長野高校は、各学年で必ず国際理解行事を実施しています。ユネスコの基本的な考え方、世界の教育・貧困・労働などに関する現状を、まず「知ること」から始まり、海外で労働や活動経験のある講師の方の話を聞きます。3年間で、「平和や、それを阻害する諸問題を知り、その解決策について考え、平和な世界の実現のために主体的・共同的に、行動する」という目標を掲げています。

少人数展開授業

英語の論理表現やエッセイライティング等の授業では、普通科も国際文化科も、少人数授業を展開しています。少人数展開授業をすることで、よりひとりひとりの生徒の理解度を確認しやすく、個別のつまずきにも対応がしやすくなります。

ネイティブ英語教員が常時2名以上

国際文化科の設置校ということで、ネイティブ教員が常時2名以上配置されています。授業の時だけでなく、常時校内にいてくださるので、生徒たちはいつでも質問しに行くことができます。スピーチの練習や英作文等も熱心に指導してくださり、ネイティブの先生の生きた英語に触れる機会が多くあります。

第2外国語(国際文化科)

国際文化科の生徒は、2年次より第2外国語を選択することができます。ドイツ語、フランス語、中国語、韓国・朝鮮語の4つの言語から1つ選択し、3年次まで2年間学びます。最終的には各語学の検定試験に挑戦することもでき、進路の選択肢も広がっています。

長期留学

希望者は長期留学に挑戦することができます。本校では、留学先で取得した単位の認定を実施しており、同級生達と同じ年に卒業することができます。先輩たちも、アメリカ、カナダ、エストニア、韓国、ドイツ、アルゼンチン等、様々な国へ長期留学しています。

国際文化科 英語検定全員受験

国際文化科の1・2年生は、英検の全員受験を実施しており、普通科の生徒も希望者は校内で受験をすることができます。大学入試では、外部試験利用型入試で英検のスコアによって、英語の入試を受けずとも点数が与えられるような制度も登場するなど、進学や就職にも、英検の資格取得が大きな強みになります。そのことから、本学では英検受験を推奨し、2次対策も実施。特に、国際関係への進学率が高い国際文化科の生徒には、英検の全員受験を課しています。

国際文化科 教えあい授業

第2外国語を学んでいる2・3年生の国際文化科生徒が、これから第2外国語を学ぶ1年生や、近隣の中学生を対象に、第2外国語の授業をする、という取り組みを実施しています。