総合探究の取り組み

「高校生の力で、河内長野を元気に!」

身につく4つの力

  1. 課題解決能力
  2. 論理的な話の展開をする力
  3. プレゼンテーション能力
  4. 様々な課題を「自分ごと」として捉える力

本校では、1年時の途中から約1年半かけて、地域の企業様や市役所等と連携し、”Think globally, act locally” 「地球規模で考え、足元から行動せよ」のグローカルな授業を展開しています。
SDGsのテーマを基盤とし、身近なところからアクションを起こせる人になってほしいという思いから、「高校生の力で、河内長野を元気に!」を合言葉に、河内長野市内の企業様が抱えている困り感を解消できないかを探究する授業としました。(※河内長野の企業様のミッションに取り組むチームと、それとは別で、自分たちで研究したい題材を決めるチームも作れるようにしました。)
用意された答えも解法もない、手探りの授業ですが、社会で一番必要とされる、「課題解決能力」が身につく授業です。この総合探究での取り組みが評価され、大学の総合型選抜を突破している先輩たちもいます。

授業では、課題に対して自分たちが提示する答えが、自己満足で終わっていないか?社会のニーズに合致しているか?実現可能か?それによって、どんな変化が期待できるか? 様々な角度で自分たちの答えを検証していくので、多角的な視野で物事を見る力や、トライアンドエラーを繰り返しながら修正していく力が身に付きます。
また、中間発表、最終発表等のプレゼンテーションの機会があり、そこでは、「論理的に話を展開する力」が身に付きます。また、ただの報告にならないためには、人に伝える際に必要な「説得力」「プレゼンテーション能力」なども必要となります。発表を通して様々な力が身につくように、評価基準を事前に提示しています。

「高校生でも、世界を変えることはできる。」と生徒にいつも伝えています。これからの未来を創っていく彼らが、自分たちにもできるんだ、自分たちこそが行動すべき人間なんだ、と様々な課題を「自分ごと」として捉えていけるような授業になるように願っていますし、そのような人に成長してほしいと願っています。