進路指導・進路実績

1.進路指導の特徴

長野高校では、「自立する18歳」の育成に向けて進路指導を行っています。1年生では、適性検査や分野別進路ガイダンスを通して、「自分の強み・興味・適性をもとに自分らしさを知る」ことを目標に、将来学びたい学問・就きたい職業について考えています。2年生では、大学・短期大学・専門学校等の学校別進路ガイダンスや模擬授業を通して、「学びたい学問・就きたい職業に適した学校・学部・学科を知る」ことを大切にしています。オープンキャンパスにも積極的に参加し、入試を含めた学校の情報を集めるよう指導しています。
3年生では、大学・短大希望者には、「行ける大学」ではなく「行きたい大学」に進学できるよう学習面での指導はもちろん、看護医療系進学や公務員・民間企業への就職などの希望者も含めて、小論文・志望理由書・面接指導、応募前職場見学など様々なニーズに応じた手厚い指導を実施し、希望進路の実現に向けてサポートしています。

2. 学習指導の特徴

1年生のうちから、長期休暇には進学講習期間を設け、希望者は積極的に参加しています。3年生になると、放課後にも講習を実施し成果をあげています。1,2年生は年2回、3年生は年1回、スタディーサポートを実施し学力の学年間比較や経年変化をつかみ、それぞれの学年に応じた進路指導を行うべく工夫しています。また、希望進路に応じてベネッセや河合塾などの模試を校内実施しています。

3. 進路概況

長野高校では、90%を超える生徒が進学を希望します。卒業生に対する進路別の割合は、大学進学者が約55%と最も多く、次いで看護・医療系を含む専門学校が約30%、短期大学が約5%、公務員・就職が約5%となっています。海外の大学へ進学する生徒もいます。このように多岐にわたる進路を保障するため、大学希望者に対する進路指導以外にも、看護医療・公務員・就職など生徒各自の進路希望に沿うよう、きめの細かい指導を行っています。

4. 進路情報の提供・進路設備

本館2階には進路指導室と進路学習室があります。進学先の資料を閲覧したり、赤本をはじめとする問題集を借りることができます。進路学習室には、自習や進路相談、面接練習のためのスペースもあります。本館3階にはブース形式の自習室が整備されています。本校で毎年発行している冊子「進路」だけでなく、そのときに必要な情報を「進路だより」として情報提供しています。